ごあいさつ

薫化舎は、創業以来、様々な社会的課題に取り組み、それらの問題を解決することによって、社会に貢献することを使命としてきました。当初は、発達障害の方やいわゆる社会不適応とされる方々の社会復帰のサポートやコンサルティングを行ってきましたが、現在では、医療関係、製造関係、福祉関係、教育関係等の方々と連携を深めながら、特許に基づく製品、各種能力開発プログラム、出版、ライフコース上のヘルスケアサービスをご提供できるグループへと成長してきました。

 

特に国内、国際特許(申請中)や商標などの多数の知的財産も蓄積させ、現代の新しい社会的ニーズに対応できる技術やシステムを作り上げてきました。現在では、認知システムのバイアスから派生する様々な問題を神経学的視点からその根本課題を把握して解決する、新しい技術を創り出しています。これにより、努力しても学習や技術習得が困難であった方にもより高い学習能力や運動能力の獲得が可能となりました。障害の有無に関わらず能力開発が可能となり、難易度の高い大学に進学、就労(公務員、企業等)、オリンピック選抜選手やスポーツ愛好家の方の運動能力などの向上に効果を出すことができています。


また、新しく薫化舎が開発した認知リフレーミング®︎技術を活用して、ライフコースにおけるQOL(生活の質)の向上やヘルスケアサービスの展開も図っています。たとえば、現在ALS(筋萎縮性側索硬化症)の方やパーキンソン病の方の認知システムレベルでのヘルスケアプログラムの開発なども実施しております(一部のALSの方に関して、リラクゼーション効果の可能性が出ています)。

さらに、相貌失認症などの認知障害も医師との連携により、改善できる技術も完成しつつあります。

 

このように、薫化舎グループは、困難な社会的課題と向き合いながら、イノベーションを目指して問題解決に挑戦し続けてまいりますので、今後ともご支援・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 

                                      代表取締役会長 向井 義