代表のひとり言

代表のひとり言 · 2025/01/16
発達障害から派生する問題は、いろいろと指摘されていますね。読字、書字、計算、記憶、コミニュケーション、社会性、心の問題などが指摘されてきました。これらの問題は、家庭生活、学校生活、社会生活まで影響して、不登校や引きこもり、家庭内での暴力、学力低下、対人関係からの学校不適応、頻回転職、未就労(失業)などへと繋がって行く可能性があります。ライフコース上の不利益になることも少なくはありません。 また、特にお困りになられているのは、かんしゃくや物に当たるなどの粗暴行動、対人に対する暴力行動、盗みなどの非行行動、家庭内暴力などの問題行動ですね。その対応に身も心も疲れ果ててしまい、加えて損害賠償や警察対応までいくこともありますから、ご家族は大変です。 このような問題を抱えておられる場合は、幼少期から様々なアドバイスを受けて対策をしてきておられます。しかし、一時的によくなったように見えてもやはり問題行動は改善しないのでこちらにご相談に来られることが多いです。 このような特に発達障害から派生する問題行動は、一般的な対処法やプログラムではかえって悪化することもあるからです。効果的と言われる認知行動療法でさえ、悪化するパターンが指摘されています。 これらの問題行動に対応するためには、高度で専門的な力が求められます。実はプログラムの担当者のレベルによって、同じ効果的と言われるプログラムを実施しても悪化する場合があります。ですので、そのあたりのことも考えて、対応策を検討しなければなりません。まずプログラムを受ける前に、担当者の方とよく話して、ご本人と保護者と担当者が同じ方向を向いていることとその専門性を確認することが大切です。 例えば、問題行動にお悩みがあるのに、心の問題だけを捉えてカウンセリングのみでしか対応できない。発達状態を無視して対人関係改善のためのグループワークなどが展開されるケースもあります。リスクや問題のターゲットが異なるため、最悪の場合、悪化することもあるのです。特に問題行動は基本的に思考(物の見方考え方)や感情統制の問題がありますので、そちらもターゲットして行くプログラムを選ぶ必要があります。加えて、発達障害がある場合は、それにも対応した丁寧なプログラム実行が大切なのです。 ですので弊社の場合は、読字、書字、計算、記憶などの発達の課題をターゲットに視覚認知レベルから特許技術に基づいたプログラムをご提供していきます。そうすると読み書きや記憶力が改善して学習が楽になり、自己肯定感も芽生えて認知が変わります。それに伴い行動も変化して問題行動が減少していきます。かなり重い問題行動がある子どもでも次のような反応が出てくるようになります(保護者の方のご報告の一部をプライバシーに留意してご紹介します)。どのように認知行動が変化して行くかというパターンを知っていただければと思います。 息子が最近「忘れ物、忘れ事しなくなった!」と、「約束も忘れないで覚えてるし、記憶も鮮明だし、俺って凄くない?」と ドヤ顔だったので、褒めて伸ばしました。 私も同じ様に感じるんです💦 なんか息子の頭の中がクリアになってる感じがします。 学習能力で大切な記憶能力と注意力にもターゲットを当ててプログラムをご提供すると、このように自分の記憶力等の変化に気づいていきます。そして、認知でもメタ認知(自分の感情や思考を客観的に理解してコントロールする力)が育ちつつあることがわかりますね。問題行動の要因は、メタ認知の弱さでもありますので、ここが改善して行くと、行動も変化していきます。そうすると対人関係でもだんだん気づきが増えていき、対人関係能力やセルフコントロールも育ち、次のようにメタ認知の改善が認められるようになります。 「最近 流されなくなったんだよ!」 「今まで流されるから悪いことにも付き合っていた。断ると、嘘だろ!つまんねー奴だな!って言われる。でも、つまんなくてもいいんだ!」 「つまんねーことして粋がってる方が恥ずかしいってわかったんだ。」 「今まで俺粋がっててまじ恥ずかしい。陰で言われてたと思うと恥ずかし過ぎる、、、」 とか言い出して。もう粋がらないで謙虚に生きるんだ!だそうです。 熟語使える様になったね!と私が言ったら 「語彙力低いと話してて恥ずかしいから 頭いいやつから学ぶんだ!と、、、」 このようにメタ認知が育ち、問題行動(非行)の大きな要因である不良交友からも距離が置けるようになってきます。ただし、問題行動が進んでいる場合まだまだ介入は必要ですが、認知行動が変化しているので、次のレベルに行くことができますね。このように発達の問題を記憶レベルから解決しながら適応能力が育まれていきます。こうやって問題行動が減少していくのです。 発達障害とされていても、本人のニーズに合ったプログラムを配置して行くと、このように健全に成長されていきます。もし、問題行動でお悩みの場合は、できるだけ早くご相談いただければ、お役に立てるかもしれません。うちはもうダメかもと諦めないことも大切だと思います。様々な角度から分析して問題が見つかれば、それは解決できますよ。 ©️薫化舎 無断転載禁止
代表のひとり言 · 2025/01/15
イタリア・トリノで開催されている冬季ワールドユニバーシティゲームズ・フリースタイルスキー競技2025、男子モーグル決勝で、菅野柊伍(かんのしゅうご)選手が銀メダルを獲得されました。おめでとうございます。...

代表のひとり言 · 2025/01/14
自動二輪車(オートバイ)と聞いて、あまり良い印象を持たれないと思います。しかし、認知リフレーミング技術を活用して自動二輪車のマニュアルミッション(MT)の運転を行うと、素晴らしい認知能力向上の訓練になることはあまり知られていないと思います。...
代表のひとり言 · 2025/01/12
マルチモーダルインターベンションシステム®︎というややこしい表記は、弊社の商標登録されたプログラムの名称です。 まず、弊社のマルチモーダルとは、医学や心理学、教育学などの異なった複数の学問領域から異なる情報を統合してプログラムを制御して問題を解決するという考え方です。...

代表のひとり言 · 2025/01/10
認知リフレーミング士®は、一般社団法人日本認知リフレーミング協会が発行する民間資格です。民間資格ではありますが、資格保有者は、株式会社薫化舎が所有する特性情報収集装置と特性情報収集方法という特許技術の一部使用が可能になります。...
代表のひとり言 · 2025/01/09
幼少期時代の食事の大切さは、皆さんご存じだと思います。しかし、発達に課題のある方のご相談に乗っていると、やはりお魚の摂取量が少ないと感じることが多くあります。子どもが嫌がって食べないということもあると思いますが、すべてのお魚を食べられないわけではないのですが、嫌いと決めてしまって、あきらめておられる場合も多いです。...

代表のひとり言 · 2025/01/08
算数が苦手!という子どもさんの保護者の方からの相談が増えています。 いくら教えても算数ができない。 時計を読むのが遅くて心配 子どもが算数障害と診断され治療法もないと言われたので混乱しています。どうしたらいいのでしょうか? 本人の特性にあった数的な訓練をしてくださいと言われましたが、どんなトレーニングをしたらいいのでしょうか?...
代表のひとり言 · 2025/01/07
薫化舎グループには、株式会社薫化舎ハイブリッドクラブという福祉サービスをご提供する会社があります。...

代表のひとり言 · 2025/01/06
発達に課題のある子どもを持つと将来への漠然とした不安が頭によぎる事が多くあります。自立して本人なりに幸せに生きていけるのか?非行や犯罪に巻き込まれないか?人様に迷惑をかけてしまうのではないか?などの悩みが私にも多くありました。...
代表のひとり言 · 2025/01/05
ようやく、新しいタイプのオプティカル・ショップ(眼鏡店)を開店することができました。このお店は、従来の視力検査だけでなく網膜の反応も合わせて測定してメガネを作成する事ができます。これは、私の一つの夢でもありました。...

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